きかくてんをみよう

■「原爆(げんばく)マグロ」と放射能雨(ほうしゃのうう)
被害(ひがい)福竜丸(ふくりゅうまる)だけではありませんでした。1954(昭和29)年の12月末までに、856(せき)被害(ひがい)を受けました。これらの船から水揚(みずあ)げされたマグロは「原爆(げんばく)マグロ」と()ばれ、約490トンが廃棄(はいき)されました。全国の漁業関係者は、商売にならず、(いか)りの声をあげました。
また、5月ごろからは放射能(ほうしゃのう)(ふく)んだ雨が()るようになり、日本中に不安が広がりました。
9月になるとソ連の核実験(かくじっけん)による北からの放射能雨(ほうしゃのうう)()り始めました。野菜も井戸水(いどみず)もこの雨に汚染(おせん)されました。
5第五福竜丸(だいごふくりゅうまる)水揚(みずあ)げした魚の廃棄(はいき)


  第三の被爆(ひばく)
第五福竜丸(だいごふくりゅうまる)とヒロシマ

 水爆(すいばく)実験(じっけん)との遭遇(そうぐう)
 ●漁船第五福竜丸
 ●「原爆(げんばく)マグロ」と放射能雨(ほうしゃのうう)
 水爆実験(すいばくじっけん)と日本の科学者
 原水爆反対(げんすいばくはんたい)の声
 ●マーシャル諸島(しょとう)核被害(かくひがい)
 第五福竜丸(だいごふくりゅうまる)保存(ほぞん)展示館(てんじかん)建設(けんせつ)
 第五福竜丸(だいごふくりゅうまる)とヒロシマ
 おわりに
 都立第五福竜丸展示館(とりつだいごふくりゅうまるてんじかん)


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