ポーランドにおける「ヒロシマ・ナガサキ原爆・平和展」の初開催について
広く被爆の実相を伝え、核兵器廃絶に向けた世論を醸成するため、長崎市と共同で、海外において「ヒロシマ・ ナガサキ原爆・平和展」を開催しており、この度、ポーランドのグダンスク市で開催します。
1 原爆・平和展の概要
開催場所 |
グダンスク第二次世界大戦博物館 (Museum of the Second World War in Gdańsk) |
開催期間 |
令和4年(2022年) 10月14日(金)~12月31日(土) |
主 催 |
グダンスク第二次世界大戦博物館、広島市、長崎市 |
協 力 |
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 |
展示等の内容 |
①被爆の実相を伝える写真パネル(31点) ②動員学徒の遺品等資料(20点)※1 ③被爆体験記(ポーランド語訳、英語訳)※2 |
開会行事 |
令和4年(2022年)10月14日(金)14時~ (平和記念資料館長 滝川卓男を派遣) |
※1 オバマ元米国大統領が折った折り鶴1羽(オバマ元大統領から子どもたちへ手渡されたもの)を含みます。
※2 来場者に長崎の2名の被爆者の被爆体験記(ポーランド語訳、英語訳)を配布します。
2 これまでの開催実績
平成7年度(1995年度)以降、19か国55都市で延べ65回開催。ポーランドでは初めての開催になります。
3 その他
令和4年(2022年)10月11日(火)から13日(木)まで同館が開催する「World Battlefield Museums Forum 2022」に出席し、滝川館長が被爆体験の継承等について発表を行います。
- ※ グダンスク第二次世界大戦博物館について
第二次世界大戦勃発の地として知られるポーランド・グダンスク市に平成29年(2017年)3月に開館。常設展示は「戦争への道」、「戦争の恐怖」、「戦争の長い影」と題する三つのブロックから構成されており、ヨーロッパと世界を背景にしたポーランドの戦争体験を展示している。
問合せ先
(公財)広島平和文化センター
平和記念資料館 啓発課
電話:082-242-7828