ここから本文です。
2-3-1-6ズボン
![](https://hpmmuseum.jp/uploads/document/00000000642_dc05c87b45f546f39a9eb3ebed22119e.jpg)
爆心地から880m 三川町 横山滋寄贈
東京帝国大学の大学院特別研究生だった横山高明さん(当時25歳)は、祖父の蔵書整理のため三川町の実家に帰省していたところ被爆し、火傷とけがを負いました。牛田町に借りていた家まで家族とともに避難し、その後、家財の一部を疎開していた高田郡郷野村まで移動しました。8月15日ごろから高熱や下痢の症状が出て食べ物がのどを通らなくなり、医学生だった弟の滋さん(当時21歳)が懸命に看病しましたが8月22日に亡くなりました。このズボンは、当日高明さんがはいていたもので、母親のユキさんが大切に保管していました。
横山高明さん
横山滋提供
- この資料の位置
-
本館 被爆の実相 2 8月6日のヒロシマ
2-3-1 放射線による被害内の資料
常設展示/展示ゾーン・コーナー・項目一覧