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3-1-6-2火と煙にとりまかれ弱々しい声で鳴く牛

1945年(昭和20年) 8月6日 爆心地から1,050~1,100m 田中町
松室一雄 作(被爆当時32歳/絵を描いた年齢61歳)

 

いつも決まって来てくれていた(下肥を取りに)渕崎のおじさんの姿は、見えなかった…

火と煙にとりまかれた牛は、元気がなく弱々しい声でモーと鳴いていた。

 

【作者の言葉より】

本館 被爆の実相 3 被爆者