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3-1-4-2出せなかった履歴書
片山菊枝さん(当時17歳)は、女子挺身隊員として動員されていた宇品の陸軍船舶司令部(通称「暁部隊」)で被爆しました。大きなけがはなく、軍の命令により金輪島で、9月10日まで救護活動にあたりました。除隊時は疲れ果てていましたが、元気になったら就職するからとこの履歴書を書きました。
しかし、次第に体調が悪化し、年末には寝たきりになり、1946(昭和21)年5月19日に亡くなりました。
弟・穫さんのお話
家族想いの姉は寝たきりになってからも
「私が元気になったら勤めに出るけん。
みんなに楽させてあげるけん」と言っていました。
優しくて大好きな姉でした。
家族想いの姉は寝たきりになってからも
「私が元気になったら勤めに出るけん。
みんなに楽させてあげるけん」と言っていました。
優しくて大好きな姉でした。
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本館 被爆の実相 3 被爆者
3-1-4 魂の叫び 4内の資料
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