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6-2-3-1アメリカの原爆症調査

1951年(昭和26年)に完成した、比治山山頂のABCC
1954年(昭和29年) 中国新聞社提供

アメリカのハリー・トルーマン大統領は1946年(昭和21年)11月、原爆による後遺症の調査のための機関の設置を指示しました。1947年(昭和22年)3月、広島に原爆傷害調査委員会(ABCC)が開設され、翌年、長崎でも活動を開始しました。被爆者の中にはABCCが治療を行ってくれるのではないかという強い期待がありましたが、ABCCは調査と研究に終始しました。