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第17回 広島平和記念資料館展示検討会議要旨

1 日時  
平成27年(2015年)1月27日(火)午前10:00~12:00

2 場所
広島国際会議場地下1階 会議運営事務室

3 出席委員(8名)
今中委員長、大井副委員長、水本副委員長、石丸委員、大澤委員、神谷委員、賴委員、小溝委員

4 事務局(9名)
平和記念資料館 志賀館長、増田副館長、立石副館長、大瀬戸主任、落葉学芸員、福島学芸員
平和文化センター総務課 清川参事
市平和推進課 末定被爆体験継承担当課長、沖中技師

5 丹青社(5名)

6 議題等
議題  東館展示について
(1)展示実施設計の一部変更について
(2)展示解説文について

7 公開、非公開の別
公開

8 傍聴者
報道機関7社ほか2名

9 会議資料名
第17回広島平和記念資料館展示検討会議次第
資料1 広島平和記念資料館東館展示物整備等 検討資料
資料2 個別解説候補一覧
資料3 コーナー解説・項目解説一覧(A3版)

※会議資料は、広島平和記念資料館学芸課(広島市中区中島町1番2号:広島平和記念資料館東館地下1階)でご覧いただけます。また、会議要旨はホームページでも公開しています。

10 会議要旨

《開会》

【丹青社】
資料1により、展示実施設計の一部変更について説明。

今中委員長 
ただ今、展示実施設計の見直し点について説明があった。これについて委員の皆様からご意見を賜りたい。 

石丸委員 
展示技術的に考えて良くなっている部分も多い。P1の導入展示はエスカレーターを上がってすぐに滞留しないように、来館者をもう少し進行方向に移動させる工夫が必要。上がってきたところで立ち止まってしまうと滞留する。
ビデオコーナーは移動して窓ガラス側のスペースが開放されたのは良い。ビデオコーナーが奥まっており、気づきにくくなる点はある。最初から意図して入ってくる人にはわかるだろうが、以前の実施設計時の案ではビデオコーナーがレストスペースにせり出しているので、気がついてビデオを見ようという気になると思う。ビデオコーナーが引っ込んでいるのは、どうなのか。新設する男女のトイレの出入口を真ん中にできれば良い。ビデオコーナーを少しでもせり出して、存在感を感じさせるようにできないか。変更案は、(空間を)詰め過ぎて音や人の声が干渉するような気がする。
他にもあるが、まずはこの3点である。はじめの1点目は少し考慮して欲しいというお願いである。ビデオコーナーはこの配置案しかないのか。 

丹青社 
トイレ出入口の位置は検討が必要だと思う。サイン表示等をしっかり行い、こちらにビデオコーナーがあります、という表示の工夫をしないといけない。ブースに表示をつけるのではなく、窓際のあたりに存在感を持ってビデオコーナーの表示をするよう、これから検討していく。
トイレ出入口の位置が変えられれば、もう少し窮屈感がなく配置できる。水回りが含まれ、変更は簡単にいかないかもしれない。

石丸委員
かなり大回りしてトイレに入ることになる。特に女性トイレはそうである。改善できればと思う。

今中委員長
ビデオブースが8セットあるのは多過ぎるというご指摘ではないのか。

石丸委員
数の過不足は私にはわからない。有効に使われないのであれば少なくしても良いが、それだけの需要があるのだろう。 

大井委員
P7は、タッチモニターを手元に設置し、レーザープロジェクターを採用することで、アテンション映像が大きな面積を占める。タッチモニターとアテンションの区別をはっきりさせることで、来場者のタッチモニターの使い方が楽になる点は良いと思う。この大きな柱を小さくするのは、ここに示してある大きさが限度なのか。
 
丹青社
これから詳細を詰めたい。10m近い長さを柱なしで結ぶため、強度を保つためにそれなりの大きさが必要となる。プロジェクターを縦に下向きにしてテーブル面に向けて投影する。梁の高さは、プロジェクター本体分の高さが必要になる。それを50cm程度に収められないかと考えている。
 
大井委員
タッチモニターは長手方向に一列に並んで使うもので、取り囲んで使うものではない。来場者がテーブルの周囲を動いていくことから言うと、立ち上がっている柱がわずらわしい。上部から吊るだけで良いようにできないか。
 
丹青社
プロジェクター本体の重さもあるが、距離があるため大きな構造体となっている。3階は天井が迫っている関係で、なんらかの工夫ができるのではないかと考える。2階は吹き抜けで天井が高い。
 
大井委員
来場者からの見え方を考えると、3階も2階も同じスタイルで統一した方が良い。一方が柱を使い、一方が天井を使うのは良くない。柱があるとわずらわしくなる。プロジェクターによるアテンション部分の映像と、手元タッチパネルを分けるのは良い。

丹青社
課題も多いが、なるべく目立たないようにすっきりした意匠となるよう詰めたい。 

大井委員
P10の壁面解説グラフィックと全体意匠について、改めて資料館全体のビジュアルデザイン、表示の仕方にストーリーを持たせようというのは、この委員会が立ち上がった時からのテーマとして、どこかの時点でコントロールしなければいけないものであり、それで提示されたのだと思う。
これは案であるということで少し安心した。東館の「広島と原爆」「核兵器の危険性」「広島の歩み」という3つのくくりで今まで出された壁面案に、こういう要素を入れていったのだと思う。
各コーナーに、それぞれのくくりのシンボリックな表示手法を取るのは良い。ゆがみ、ずれ、静止した状況など、ぱっと見た時の見え方でだけ処理するのではなく、導入展示でも床の色を変える、音を入れるなどがあり、照明の暖色系、寒色系や、全体の色彩等について最低限のストーリー、展開、見せ方を押さえた上で、なおかつ足りないところでこういう手法を取る方が良いのではないか。そちらにトライしてからである。くくっていく考え方は良い。
ページ下で示されている案はデザインが先走っている。本来、正確な情報を的確に、効果的に伝える壁面にすることに徹していくことが必要ではないか。
 
丹青社
導入展示のエスカレーターの部分を開放的にすることや、色、音、照度等、各所の詰めを始めている。3階、2階に関しても同様の視点でご説明しないといけない。全体の明るさがどのようであるかや、特に映像を使った演出があり、照明にはかなり配慮が必要である。色、照度など全体の空間、視認性で柱の問題も出されたので、総合的に詰めた上で再度ご提案させていただく。
もとの展示設計で示した、規則正しい形に情報を見やすく入れるだけ、ということにこだわり過ぎずに、現在の内容に関してどういう解説をしていくか、それにはどういう写真が適切かというご議論を詰めている中で、それをより効果的に見せるにはどうしたら良いかという視点を持ち続けたいという意図である。引き続き検討させていただきたい。 

石丸委員
ホワイトパノラマについて、(科学的な)詳細は東館でとあるが、本館とのつながりの方が重要ではないか。本館に行くともっと本式のものが見られるという、本館への期待感が高じるようにするのが導入展示の役割。その辺のつながり方をもうちょっと出せるよう工夫が要ると思う。

丹青社
導入展示についてはおっしゃる通り、本館の「被爆の実相」に進む流れとなっている。ここの役割は、原爆の被害を概観することである。一瞬にして街を破壊させた原爆被害の大きさを伝えるものである。
 
石丸委員
それはわかっているので、本館との関係をイメージさせるようなヒントがあると良いと思う。
P7のアテンション画面で、メディアテーブルは24台のモニターでアテンションを表示する。Bの変更案は何面になるのか。
 
丹青社
プロジェクターの場合、1つのアテンションをテーブル面に大きく投影する。 

石丸委員
タッチパネルと同じだけアテンション画面が出るのか。全体で幾つになるのか。 

丹青社
アテンション画面とモニター画面は別である。アテンションの数は1つである。 

石丸委員
ディスプレイが多数あるのに、アテンションは1つなのか。自分の見たいアテンションを選んで見ることはできないのか。
 
丹青社
タッチ画面では個別に検索していただき、アテンションは、P4の図のように真ん中に大きく1つ映し出す。アテンションは、検索のように選んで見るのではなく、通過しながら見る来館者にも大きな面でメッセージを伝える役割を担う。フロアのテーマに応じたアテンションを大きな面で出し、それを見ながら個別の検索画面で自分の興味に合ったものを見ていただく。A案でも、複数のモニターをまたいで1つのアテンションを大きく展開する予定だった。
 
今中委員長
アテンション画面は何種類かあるのか。 

丹青社
今、精査中であるが、当然、伝えたいメッセージは幾つかある。 

石丸委員
触れる展示はどの程度のものなのか。例えばドームの屋根の鉄骨部分に触れても良いのか。 

丹青社
実際さわっていただけるハンズオンの展示である。 

神谷委員
P9の触れるところを切り出して新たに展示されるのは良いと思うが、2番、3番の展示物は1点だけなのか。
ここのスペースは、壁面やタッチパネルの展示で情報量が多く、時間を割かれる。2つの動線で整理されるとのことだが、実際の人の動きや滞留の可能性はどの程度考えているか。P4のイメージが現場を表現していると考えて良いのか。 

丹青社 
予定している展示物は1点である。
空間イメージはP4に表現した内容となる。2つの動線をベースに組み立てている。この案で進めることになれば、空間通りに動いていただくために、サイン表示的なものを併せて検討しないといけない。 

今中委員長
いろいろご意見を賜ったが、総じて、実施設計段階よりも、再検討、微修正含めてかなり前進しているという評価だと思う。
ただ、導入部分の混雑を避けるため、細部はもう少し考慮すべき。トイレの出入り口の問題が出たが、展示物の根幹にかかわるので、ご指摘を踏まえてさらに検討してもらいたい。
タッチモニター、レーザープロジェクターについては、来場者に便利になっているが、柱の位置の問題などがあるので、トータル的に工夫してほしい。
壁面解説については、資料館全体のビジュアルのストーリーを持たせるところからかなり工夫されている。来場者にとってわかりやすく便利になっている。
個々のフロアについては実施設計から改善を加えられているが、いま一度、全フロアの全体的空間を見通しながら、総合的な視点で見直すことが大事である。
ホワイトパノラマについては、本館重視、あくまで本館の導入部分という位置付けをしっかりしてほしいというご指摘があり、これは大事なファクターである。丹青社もそういう方向で進めている。
続いて、展示説明文について事務局から説明をお願いする。 

【事務局】
資料2、3により、展示説明文について説明。

今中委員長
ただ今、東館の展示説明文案について説明を受けた。これについて委員の皆様からご意見を伺いたい。
 
石丸委員
いろいろな考え方があるということで、ちょっと考え方が違うと言われるのは良いが、絶対的な間違いを起こすと大変なことになる。例えば公文書館の館長に読んでもらうとか、庁内にはそういったチェックを行う人はいないのか。資料館だけの責任でやらないといけないのか。 

事務局
現在はそういった組織は作っていないが、必要に応じて作っていけたらと思う。先生方からこのように公式の場で指導、助言を受けることは、まさにそういった場だと思う。
 
石丸委員
ボリュームの制限があり、もっと言いたいことがあるのに言えていないのが悩ましい。いろいろ突っ込まれた時に弁解することになってしまう。戦前の状況や近代化など、広島の状態をもっと説明した方が良いと思う。
 
大澤委員
間違ったことを書いてはいけないが、資料3の最初のページで、英語と日本語がうまくいかないから「実験の後」まで入れるというのはどうかと思う。追悼祈念館で九州の別府を「Betsufu」と書いてあったりするが、英語のネイティブに丸投げすると間違いが起きる。英語と日本語のできる人とネイティブの人と専門知識のある人がやれば、「実験の後」というまどろっこしいことを書かなくて良い気がする。
 
今中委員長
この点については特に委員から指摘があり、より正確にということで戻した経緯がある。
担当委員の意見も十分に聞きながらここまでまとめてもらったが、字句の調整はまだ十分時間がある。
観覧者は小・中学生も多いので、「変貌」は「変容」とするなど常用漢字に統一した方がいい。
資料2のP13の中程に「アメリカのルーズベルト大統領とイギリスのウィンストン・チャーチル」と、ここだけ「ウィンストン」が入っているが、「メドベージェフ」などはラストネームのみである。有名な人であるから「ウィンストン」は要らないと思う。
P14の一番下に「胎内被爆と遺伝的影響」とあるが、「胎内被爆」の「爆」はこれで良いのか。
P15の一番下に「核兵器廃絶実現に向けた」とあるが、 「核兵器廃絶に向けた」で、「実現」という言葉はあまり使っていない気がする。
字句の訂正は別の機関の方にチェックしてもらう手もあるが、なるべく説明文会議と検討委員会の責任で文言も最終的に仕上げたい。
 
水本委員
大澤先生がおっしゃった翻訳のことについて、事前に相談を受けたが、「世界で初めて広島に原爆を投下しました」というのは、翻訳者からすると「最初の原爆を」となるという説明だった。翻訳すると違う言葉になるからもとの日本語を直せというのは本末転倒だと思う。ただ、翻訳も十分気を使っており、この日本語の方が翻訳しやすいとのこと。妥協の形でこのように直されていると思うが、日本語の意図をちゃんと汲んで訳すのが翻訳者の仕事だと思うので、その辺は申し上げておく。
 
神谷委員
ここで言いたいのは、人が住んでいる都市に最初に原爆が落とされたことである。実験で1つ、次に都市が2つ目という、回数を言いたいのではない。
先程の「胎内被爆」は、原爆被爆者の場合は「被爆」で良い。 

石丸委員
ODAやJICAの研修で来日したスーダンの人から、被爆直後と現在の放射線量について質問された。抽象的な言葉でなく、数値をきちんと答える役割もあると思う。

事務局
被爆後の具体的なデータの調査に入っているので、メディアテーブルなどで関心を持った人たちに調べてもらうことは考えている。
 
石丸委員
ぜひそうしていただきたい。
 
大澤委員
今中委員長は今の中学生ぐらいにもわかる日本語とおっしゃった。前館長の話によると、美術館・博物館の英語は12歳がわかる言葉を使っている。日本の美術館・博物館は何歳くらいを対象にしているのか。そのレベルに合わせた日本語にした方が良い。
 
今中委員長
施設によって来館者の年齢層は異なるだろう。広島の資料館は修学旅行生が半数以上を占めている。博物館などは、小・中学生が多くなければ、大人中心の考え方をしているかもしれない。
 
大澤委員
ここの日本語は、小中高の子どもも理解できるような漢字なり文字を使うと考えれば良いか。
 
今中委員長
字数制限があるために、十分に伝えるべきものが伝わっていないというご指摘もあるが、文字数を多くすれば字が小さくなるなど、いろいろな問題も出てくる。最初に字数制限をかけたのは、そういうことを前提に委員にコンパクトな説明をお願いしたという経緯がある。 

小溝委員 
資料2のP13、5-2、5-3の赤字部分について、(展示される資料の選び方が)通常の選択と違うので若干違和感がある。 
英国・モード委員会の最終報告書は、米国の原爆開発計画を大規模なマンハッタン計画へと本格化させる契機となったとされているので、この選択は理解できる。一方、アインシュタイン、シラードの手紙が含まれていないことには、疑問が残る。「日本への投下」のところも、「アメリカとソ連の関係」がいきなり来ているが、何となく言いにくいことを示唆している感じで、直截的でない。採用するなら、趣旨を明確にする必要がある。ポツダム宣言はわかる。日本への投下に直接関係するのは従来使われていたルーズベルトとチャーチルの原爆使用の申し合わせで、アメリカとソ連の関係は、直接日本への投下との関係について説明を明確にしないと判じ物のようである。素人目には違和感がある。

今中委員長
今言われたように、日本への投下ということにまでアメリカとソ連の関係となると、ご指摘のようなことが若干あるのかなと思う。 

水本委員 
個別解説の本文の内容を考えないとわからないと思う。本文の内容は見出しの力点と違うのかもしれない。ドイツの降伏が濃厚になったというニュアンスが出てくるのかなと。見出しだけ見て、もしミスリーディングになれば、直した方がいい。 

小溝委員
資料3の文章に対応した映像があるということか。別々になるのか。

事務局
個別解説はまだ具体的にお示ししていないが、それぞれのコーナー、項目に対応して、また個別はさらに掘り下げて文章を作成している。

小溝委員
逆に言うと、個別解説が完成したところで映像の選択はまた変更があるのか。文章と関係なくこれを見ると、特殊な選び方をしているように思える。今後、展示映像と個別解説が、より具体化したところで、あらためて判断したい。
 
今中委員長
幾つかのご指摘をいただいた。字数制限がある中で、より適正な文言があれば、直すのはやぶさかでない。文章と映像の関係についても、いろいろチェックしていく中でご意見、ご指摘があれば、また委員会でもお諮りしたい。 

今中委員長
予定した議題は以上で終了したが、最初から通して質問しておきたいことがあればお願いしたい。

小溝委員
資料1のP12「世界から届く平和へのメッセージ」について、いろいろな人の動きを見ていると、写真を見てからメッセージを見る人も多い。小さくても、人物がわかる写真を入れて良いのではないか。その方が一般の人には親しみが湧くと思われる。 

水本委員
P19の「4注意」に書かれているが、東館オープンの時点でこのメッセージは設置するのか。 

丹青社 
写真を入れるか、言葉だけにするかを精査した。メッセージの内容に集中していただき、時間がある方にはメディアテーブルの方で写真をご覧いただくというのが趣旨である。 

水本委員 
記帳したノートのラミネート版のようなものを置いてはどうか。追悼祈念館などでも、手記の映像とラミネート化したノートの両方で見る方がより効果があるので、検討してはどうか。 

事務局 
計画では全て電子的なものにすることを考えていたが、スペース的なことも含めて検討したい。
 
丹青社
東館1階に情報コーナーのエリアがあり、対話ノートに書いていただくスペースを設けている。そこで前の方が書いたものを見られる機能も検討したい。
 
今中委員長
本日配付された参考資料に情報コーナーがある。観覧後、心を静めながら、本館、東館で受けた印象を話し合ったり、ノートに記したりと聞いていたが、丸テーブルで、喫茶、懇談コーナーのような感じがする。 

事務局
仕切りやテーブルのことなど含め、今後、詳細の設計をする。
 
大井委員
資料の東館展示空間構成で、エントランスロビー、機能、つなぎ方も含めて整理されている。現在、吹き抜けは展示の核になっており、原爆ドームのレプリカを取り囲む展示構成で、それがいろいろなフロアからも見える。今回の改造でレプリカが撤去され、代わりに何が主役になるかというと、情報コーナー、展示コーナー、企画展コーナー、ミュージアムショップなどが核になって見えてくる。それぞれのスペースが響き合いながら見えていく、つながっていく空間を作っていく。すり合わせをする時期は過ぎていると思うが、まずいところも見えるので、縦割りを外し、資料館全体として一番効果的に従来の空間を使い切るものを考えていただきたい。
 
石丸委員
参考資料の図面で、本館に向かう動線は左側通行である。矢印が逆ではないか。

丹青社
修正する。 

今中委員長
少し時間が早いが、本日の議題はこれで終了する。活発なご議論をいただいた。 

事務局
施設整備の進捗状況について報告する。今年度は、昨年8月、東館地下1階の準備室の改修工事を完了し、東館3階にあった事務室を地下1階に移転させた。9月からは東館の常設展示室を閉室し、展示の解体や撤去作業、1階から3階への上りエスカレーターの設置工事を進めている。展示の工事については、施設工事との詳細を調整の上、来年度に取りかかる。
 
石丸委員
議事録が公開されているが、何かコメントや重要な問題が来ていないか、チェックしてほしい。外部の市民の意見を聞いて少し考え直すとか、回答を用意する必要などもあると思う。
 
事務局
特段ご報告すべきことがあったときには、今までもご報告させていただいた。 

今中委員長
被爆人形についてはいかがか。 

事務局
撤去の反対に主立って活動された方々が昨年9月、市議会総務委員会に請願書を提出のうえ趣旨を説明された。それ以降は、まだ撤去に反対するメール等を送られる方もあるが、当館から今回の再整備の趣旨を丁寧にご説明しており、現在は落ちついた状況である。
 
【事務局】
今後のスケジュールを説明。

《閉会》