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3-1-3-2ボロボロになったブラウス

爆心地から1,000m 雑魚場町 
清水廣一寄贈

清水純子さん(当時20歳)は勤労奉仕中に建物疎開作業現場で被爆し、全身に火傷を負いながら自宅にたどり着きました。父と弟が担架に乗せ、病院の応急手当を受けた後、救護所となっていた学校へ運びましたが、翌7日の早朝に亡くなりました。

 

父親・廣一さんの言葉より

熱線に依りブラウスは焦げボロボロになる。殆ど原型を止めず、他に身に着けたるものなく、一人で自宅に帰り直ちに今の県病院にて手当を受け更に避難して楠那国民学校にて死亡す。

 

清水純子さん
清水泰三提供

 

 

 

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