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2-2-6-1喉が渇き黒い雨を口で受ける女性

1945年(昭和20年)8月6日 爆心地から260m 紙屋町 住友銀行広島支店前
高蔵信子作

そのうち 雨が降って来ました
くろい くろい雨
大きなつぶの雨
空にむかって
その雨をのもうと
口を大きくあけました
あつくて あつくて
からだ中が
火のかたまりのように
なっていたから
水が ほしかったのです
〔作者の言葉より〕