C 熱線でひび割れた灯ろう
撮影場所 基町
爆心地からの距離 約350m
拝殿南側にあった一対の灯ろうの片方。爆心地に面した側が、熱線の影響で笠石、台座ともにひび割れ、はく離している。花崗岩に顕著に見られる現象である。
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D 広島護国神社中津宮
撮影場所 基町
爆心地からの距離 約350m
拝殿の北にあった中津宮は、爆風によって全壊した。その後、現在の青少年センター前に社殿が再建され、下水道工事の際に見つかった鳥居の脚部も近くに保存されている。
E 爆風で浮き上がった灯ろう
撮影場所 基町
爆心地からの距離 約350m
拝殿北側にあった一対の灯ろう。右は鉄の心棒が抜けて持ち上がり、左は焼けた小枝をくわえている。強い爆風で浮き上がり引き戻されるまでの間に、一方は心棒が曲がり、一方はとんできた小枝をはさみこんだのであろう。 |
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