きかくてんをみよう
宮武甫撮影 (きず)つけられた人々-
爆風(ばくふう)(つめ)あと
24
全壊(ぜんかい)した民家
爆心地から約2,180m 皆実町(みなみまち)二丁目
この2階建ての家は柱と屋根を残して(かべ)や建具はすべて()()ばされ、中はがらんどうになっている。
25
倒壊(とうかい)した家並(いえな)
左手前の家は柱が(たお)れて完全につぶされ屋根だけががれきの上に残っている。(かわら)はほとんど()()ばされ爆風(ばくふう)のすさまじさを物語る。爆心地(ばくしんち)から約2.3km地点とされているが、撮影(さつえい)場所は不明。
 
26
全壊(ぜんかい)した民家と電車通り
爆心地から約2,070m 千田町三丁目
全壊(ぜんかい)地域の南の(はし)に位置し、かろうじて火災(かさい)はまぬかれたが、爆風(ばくふう)による被害(ひがい)甚大(じんだい)であった。手押(てお)し車で必要品を運び出す女性(じょせい)(たたみ)を運んでいる男性(だんせい)が見える。

  宮武甫・榮一写真展
―被爆直後のヒロシマを撮る

 ●はじめに
 ●宮武甫撮影-傷つけられた人々-
  ■ヒロシマに入る
  ■臨時救護所となった福屋百貨店
  ■負傷者を乗せたトラック
  ■住吉橋のたもとの臨時救護所跡と火葬場
  ■混乱の中の広島赤十字病院
  ■爆風の爪あと
  ■廃虚の中
 ●松本榮一撮影-破壊された街-
  ■爆心地とその周辺
  ■紙屋町・本通り付近
  ■基町付近
  ■幟町付近
  ■千田町・皆実町付近
  ■比治山・段原
 ●おわりに

 ▲TOPにもどる