30●アメリカン大学での原爆展開催
1995(平成7)年7月 ワシントンDC アメリカン大学
終戦50年に向けて、アメリカのスミソニアン協会・国立航空宇宙博物館が原爆の投下に関する特別展を計画し、資料館から現物資料の貸し出しが決まった。しかし、軍人軍人などの猛抗議により、被爆資料の展示は中止となる。これをきっかけに、同じワシントンDCのアメリカン大学で、原爆展が開かれた。
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31●アメリカン大学の原爆展の感想ノート
スミソニアン協会・国立航空宇宙博物館の特別展の中止は、戦後50年を経た日米の意識の隔たりを示す出来事だった。感想ノートには、賛否両論、さまざまな意見がつづられている。
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32●被爆体験を次世代に伝える
2005(平成17年)年6月9日
広島平和記念資料館
1999(平成11)年から、ピース・ボランティアによる館内の展示解説と公園の案内が始まった。被爆者から被爆体験のない若者まで、市民の中から応募した総勢168名[2005(平成17)年4月1日現在]が活動している。
33●新たな資料館を目指して
2005(平成17)年2月17日
広島平和記念資料館
被爆者が高齢化する中、若い世代にどのように被爆体験を伝えていくかが、今後の大きな課題である。現在、建物の整備や展示の更新などについて、有識者による委員会を設置し、検討している。写真は第3回広島平和記念資料館更新計画検討委員会。
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