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3-2-7一人の被爆少女の死


1954年(昭和29年)秋の大運動会のリレーの後で
佐々木繁夫・雅弘提供
写真前列中央が禎子さん

被爆から10年後の秋、

一人の少女が亡くなりました。

少女の名は佐々木禎子。
2歳で被爆し、その後元気に成長しましたが、
小学校6年生の時に突然白血病を発症。
病からの回復を願いながらもかなわぬまま、
8カ月間の闘病生活の後、
12歳の短い生涯を終えました。