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3-1-5建物疎開
建物疎開とは、空襲による火災が広がるのを防ぐため、
あらかじめ建物を取り壊して空地を作ることです。
この作業には広島市内だけでなく近隣の町村からもたくさんの人が動員され、
ノコギリやロープをつかって人力で行われました。
また大人だけでなく、現在の中学校1、2年生にあたる国民学校高等科の児童や
中学校・高等女学校の1、2年生も動員されました。
8月6日は広島市中心部で大規模にこの作業が行われる日となっていたため、
多くの人が屋外での作業中に被爆し、亡くなりました。
- この項目の位置
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本館 被爆の実相 3 被爆者
- この項目内の資料
- 1 建物疎開の航空写真
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