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本館常設展示資料の一部を入れ替えました


2020年6月1日

 本館常設展示について、展示による劣化を防ぎ、長期的に保存していくため、「黒い雨」、「救護所の惨状」、「放射線による被害」のコーナーの布類の資料を入れ替えました。

 

1 展示期間

令和2年(2020年)6月1日(月)から約1年間

 

2 入替資料

◎「黒い雨」
 ・黒い雨の斑点が残るリュックサック、黒い雨の染みが残るセーラー服

 

◎「救護所の惨状」
 ・モンペの上衣、ワンピース

 

◎「放射線による被害」
 ・軍服

 

黒い雨の染みが残るセーラー服

黒い雨の染みが残るセーラー服
和田保子寄贈
藤野保子さん(当時14歳)が被爆時に着用していたもの。避難する時に黒い雨を浴びました。

ワンピース
小川リツ寄贈
小川節子さん(当時21歳)が被爆時に着用していたもの。顔と背中に火傷を負い、臨時の野戦病院が開設された似島に収容されました。母親が懸命に看病しましたが、8月11日に亡くなりました。


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