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新たに寄贈を受けた被爆前の広島を撮影した映像をデジタルリマスター処理し、平和データベースで公開しました
2019年3月19日
平和記念資料館では、2016(平成28)年度から資料の劣化状況の調査、展示環境・保存方法の改善や資料の保存措置の強化に取り組んでいます。
特に劣化の進行が危惧される写真フィルムや動画フィルム・ビデオテープについては、保存方法を改善するとともに、デジタル化による画像・映像データの保存を図っています。
こうした取り組みを行うなかで、2017(平成29)年度に被爆前の広島の風景を撮影した9.5mmフィルム2本の寄贈を受けました。このフィルムの映像をデジタルリマスター処理しましたので、下記のとおり公開します。
映像の使用を希望される場合は学芸課までお問い合わせください。
井上秀夫氏撮影 1934(昭和9)年頃の広島1
http://a-bombdb.pcf.city.hiroshima.jp/pdbj/detail/273636
井上秀夫氏撮影 1934(昭和9)年頃の広島2
http://a-bombdb.pcf.city.hiroshima.jp/pdbj/detail/273637
映像の概要
- 撮影 井上秀夫氏
- 寄贈 井上和子氏
- 時間 1本目:3分10秒、2本目:3分46秒
- 撮影時期 1934(昭和9)年頃
- 媒体 9.5mmフィルム、サイレント(音声なし)
- 概要 寄贈者の義父が広島市内外で街の風景や家族などを撮影したもの。1本目は八丁堀付近、相生橋、海水浴場で遊ぶ子どもたちなど、2本目は広島駅、饒津神社での催し物の様子などが撮影されている。
お問い合わせ先
広島平和記念資料館 学芸課 082-241-4004