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2-2-1広島・長崎に投下された原爆


広島に投下された原子爆弾「リトル・ボーイ」

アメリカ国立公文書館提供

 

 広島に投下された原爆には、核分裂物質としてウラン235が使われました。濃縮したウランを核分裂の連鎖反応が始まる臨界量より少ない2つの塊に分けておき、爆薬の爆発力で一つに合わせることにより、一瞬のうちに臨界量以上になるように作られました。原爆のさく裂により放出されたエネルギーは、TNT火薬16キロトンに相当しました。

 長崎に投下された原爆にはプルトニウム239が使われました。中心部に臨界量以下のプルトニウムを置き、回りを爆薬で覆い、爆薬の爆発力でプルトニウムを圧縮し密度を高め、臨界量以上になるように作られました。原爆のさく裂により放出されたエネルギーは、TNT火薬21キロトンに相当しました。