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5-1-3広島への投下


原爆投下命令書

1945年(昭和20年)7月25日 アメリカ国立公文書館提供 

 

 1945年(昭和20年)春から、アメリカは投下目標都市の検討を始め、投下目標は、直径3マイル(約4.8キロメートル)以上の市街地を持つ都市の中から選びました。その後、爆風で効果的に損害を与えることができるなどの条件で投下目標の選定は進み、目標都市への空襲を禁止しました。7月25日には広島、小倉、新潟、長崎のいずれかの目標都市の一つに8月3日ごろ以降、最初の原爆を投下する命令を下しました。その後、新潟を除外し、8月2日には第1目標を広島、原爆投下を8月6日とする命令を発しました。

東館3階 5 核兵器の危険性

5-1 原子爆弾の開発と投下内の項目