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2-2-5放射線


頭髪が抜けた少年

1945年(昭和20年) アメリカ軍撮影

 

 大量の放射線は人体の奥深くまで入り、細胞を破壊し、深刻な障害を引き起こします。原爆は100万分の1秒というごく短い時間で起こった核分裂の後にさく裂しました。核分裂の開始からさく裂後1分までに放出された放射線を初期放射線といい、爆心地から1キロメートルの地点でも、死に至る急性放射線障害を発症するほどの量に達しました。そして、残留放射線が地上に残り、その後、入市した人々も被爆しました。

 放射線による障害は、被爆直後だけでなく、白血病やがんなどのように何年もたって症状が現れる場合があります。放射線による影響については今でもまだ十分に解明されておらず、今後も研究を続けていく必要があります。