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5-2-2原爆のさく裂
背後から原爆の熱線を受けた男性
1945年(昭和20年)10月5日~6日 爆心地から1,500m 千田町一丁目 広島赤十字病院
菊池俊吉撮影 田子はるみ提供
広島に投下された原爆は、地上600メートルの上空でさく裂しました。さく裂の瞬間に強烈な熱線と放射線が放出され、強烈な爆風が吹き抜けました。市内のほぼ全域が被害を受け、たくさんの人たちが、手の施しようのない、ひどい火傷や傷を負い亡くなりました。また、放射線は建物を突き抜け、人体の奥深くまで入り、深刻な影響を及ぼしました。さらに、放射線はその後も長期間にわたり、人々を苦しめました。
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