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6-3-3被爆体験の継承・伝承


 

占領軍による報道・出版の規制がなくなると、原爆の被害を広く伝えようとするさまざまな動きが起こり、1952年(昭和27年)には市民が協力して映画も制作されました。しかし、広島の復興が進んだ1960年代後半になると原爆を知らない世代が増え、原爆の「風化」が言われはじめました。そこで被爆者たちは、自らの体験を語ると同時に、手記に表し、絵に描き、証言をビデオに収めるなど、活動を深めました。現在では、被爆体験のない市民も、被爆地の記憶を受け継ぎ、国内外で次の世代に語り継ぐ取り組みを行っています。