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6-3-2市民による平和運動


 

占領下にはじまる、原爆被害にもとづく平和運動は、1954年(昭和29年)のビキニ事件を契機に大きく盛り上がり、翌年8月に原水爆禁止世界大会が広島で開催されました。現在も繰り返される核実験への抗議としての原爆死没者慰霊碑前での座り込みは1957年(昭和32年)に始まりました。原爆被害の実態解明や被爆体験を伝える活動も市民の平和運動の大切な柱です。また、医師たちによって旧ソ連核実験場周辺住民やチェルノブイリ原発事故被曝者への医療支援が行われるなど、市民の活動は多面的に続けられています。