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- フロア東館3階
- 5核兵器の危険性
- 5-3核の時代から核兵器廃絶へ向けて
- 5-3-3核拡散防止の取り組み
5-3-3-3核兵器開発を絶つ
核兵器の研究、製造や使用のための高濃縮ウラン及びプルトニウムの生産の禁止は、核兵器開発を元から絶つものです。1998年(平成10年)のインド、パキスタンの相次ぐ核実験により核不拡散体制が危機を迎えると、その年のジュネーブ軍縮会議では、兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約の交渉を始めるための特別委員会が設置されました。しかし、翌年の軍縮会議では作業計画を巡って議論が紛糾したため再設置されませんでした。近年は、パキスタンが既存の保有核の規制を条約に含めることを主張しているため、軍縮会議のルールである全会一致により作業計画案をまとめることができず、未だに交渉は始まっていません。
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東館3階 5 核兵器の危険性
5-3-3 核拡散防止の取り組み内の資料
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