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5-3-3-1核不拡散条約

核不拡散条約(NPT)への署名
1968年(昭和43年)7月1日 アメリカ・ワシントン 
AFP=時事提供

 核不拡散条約(NPT)はアメリカ、ソ連、イギリス、フランス、中国の5カ国を核兵器国と定め、それ以外の国の核兵器の開発と保有を禁止するとともに核兵器国には核軍縮交渉の義務を課した条約です。1995年(平成7年)に無期限延長と5年ごとの再検討会議の開催を決定し、「核不拡散と核軍縮のための原則と目標」に関する文書が採択されました。この文書では、核軍縮について1996年(平成8年)までの包括的核実験禁止条約(CTBT)の交渉完了、兵器用核分裂性物質生産禁止(カットオフ)条約の交渉の即時開始と早期締結、核兵器国による核兵器廃絶のための核軍縮の努力が盛り込まれました。

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