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2-2-3-2藤森敏子さんのかばん
当時13歳だった藤森敏子さんは、爆心地から550メートル離れた建物疎開の作業現場で被爆しました。
家族は敏子さんを懸命に捜しました。被爆の翌日、母親と姉は、同級生から敏子さんが川に浮かぶ材木につかまっていた様子を聞くことができました。しかし敏子さんを見つけることはできませんでした。
布製かばんは母親が作業現場近くの崩れた土塀の下から見つけたものです。母親の古い帯でつくったものでした。母親は亡くなるまでこのかばんを遺骨代わりに大切に保管していました。- この資料の位置
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本館 被爆の実相 2 8月6日のヒロシマ
2-2-3 亡くなった生徒たち内の資料
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