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5-3-1-4進む核兵器開発

アメリカの弾道ミサイル搭載原子力潜水艦
アメリカ国立公文書館提供

 1960年代に入るとフランスと中国が新たに核兵器の保有国となり、核兵器は拡散し、その機能の開発も進んでいきました。核兵器の開発は、爆撃機から大陸間弾道ミサイル(ICBM)、そして潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)という核兵器を運ぶ手段の開発にも及びました。水中の原子力潜水艦は陸上のミサイル基地に比べて探知されにくく、ひそかに弾道ミサイルを発射できます。複数の核弾頭を積み、異なる目標を攻撃できる弾道ミサイルも開発されました。